Wakizashi [Izumi-no-kami Rai Kinmichi(3rd generation)(Wazamono)] [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token

Stock No：WA-080725

Paper(Certificate): [N.B.T.H.K] Tokuebtsu Hozon Token
Country(Kuni)/Period(Jidai): Yamashiro(Kyoto), Middle Edo period about 1673～

Blade length(Cutting edge): 54.2cm
Curve(SORI):  1.2cm
Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.30cm
Thickness at the Moto-Kasane: 0.75cm
Wide at the Kissaki(Saki-Haba):  2.60cm
Thickness at the Saki-Kasane:  0.50cm
Habaki: One part, gold foill Habaki
Sword tang(Nakago): Unaltered, Sujikai file pattern
Rivet Holes(Mekugiana): 1

Shape(Taihai): Shinogizukuri, Iorimune,Chu-kissaki
Engraving: Bo-hi on each side
Jigane(Hada):
Temper patterns(Hamon):
Temper patterns in the point(Bohshi):
Registration Card: Ibaraki

【Additional Information】
室町末期、濃州関兼道（大道）の子 長男 伊賀守金道は、兄弟（次男 来金道、三男 丹波守吉道、四男 越中守正俊）と共に山城国に移住します。他説を有しますが、父兼道または近江守久道を加えて、四兄弟は京五鍛冶とも称されます。彼らは江戸期において一大派閥である三品一門の源流とされ、本作は三代目和泉守来金道と鑑られます。
本作体配は、刃長が一尺七寸八分半で、身幅元先で広く確りとし、重ね尋常、反り適度に利いて、フクラ豊かな中切っ先となる健全な刀姿の一口です。表裏に棒樋の彫刻を施します。地鉄は良く練れた板目肌が良く詰んで、総体流れごころを交え、地沸付き、地景が入ります。刃文は角張った刃を主として丁子刃交じり、処々腰開き、表裏で焼刃が揃います。匂口は、締まり心に明るく冴えます。刃中には葉入り、玉焼き掛かって働きます。帽子は直ぐとなり、先小丸へ返ります。茎は生ぶで、丁寧な鑢がかかり、菊紋と刀工銘を刻します。本刀は、三代和泉守来金道の健全な一振です。地刃調和の取れた精美な出来栄えを示し、同工の格調高い秀作としてご紹介いたします。白鞘、金着一重はばき、特別保存刀剣鑑定書。